通信インフラストラクチャ(KepCIT) – 韓国電力公社(KEPCO)
韓国電力公社(KEPCO)は、コスト削減とパフォーマンス向上のために、DBMSを既存のOracleからAltibaseへ入れ替えました。
Product: ALTIBASE HDB
Use Case: KEPCIT ( Kepco Communication InfrasTructure)
Current Customers: KEPCO
Industry: 製造
企業情報
韓国電力公社(KEPCO)は、韓国最大の電力供給企業で、電力開発、発電、送電、変電、配電などを総括しています。
課題
KepCITとは、韓国電力公社(KEPCO)の自家超高速電力通信網(Communication Infrastructure)システムと光回線の監視・管理するシステムのことです。同社は、既存DBMSとしてOracleデータベースを使っていましたが、パフォーマンス低下による問題を抱えていました。
- 200TPSを記録したOracleデータベースの性能は、KepCITシステムから要求していた300TPSという条件を満たしていませんでした。
- 同社内でOracleデータベースの高価なライセンス体系に不満が強まっていました。
- Oracleの保守サービス料金もさらなる大きな負担となっていました。
- 自家超高速電力通信網システムの特性上、トラブル発生時の迅速な対応は必須ですが、このようなサポートが必要なときにOracleのテクニカルサポートは、期待通りの適時、迅速なサービスを提供できませんでした。
解決策
韓国電力公社(KEPCO)は、2009年にALTIBASE HDBを採用し、同社の性能に関する要求を充足させました。ALTIBASE HDBは、Oracleデータベースより2.5倍速いスピードを提供しています。
結果
- ALTIBASE HDBは、韓国電力公社(KEPCO)が要求していた性能を上回る、500TPSを記録しました。
- 同社は、当社からご提供している価格競争力のあるライセンスおよび保守料金体系に満足感を表しています。
- OracleデータベースからALTIBASEへの切り替えにより、同社は総所有コスト(TCO)を75%削減できました。
- テクニカルサポートにおいても、同社は当社の技術力と優れたサポートに満足感を示しています。
- 本件以外の検討に関しましても、継続してALTIBASE HDBを優先的に採用しています。