Altibaseはレガシーシステムからどのようにデータを移行するのですか?

Altibaseでは、Migration Centerという自動ツールをご提供しています。 このツールは、さまざまな種類のデータオブジェクトをソースデータベースからターゲットデータベースに移行するもので、100%のデータ完全性と整合性を保証します。

 

Migration Center

Migration Centerは、適合するデータベースオブジェクトとデータを他のデータベースからAltibaseデータベースにコピーする、データベース移行ツールです。データベース移行の手動タスクは複雑で時間がかかり、人為ミスも発生しやすくなります。 Migration Centerは、グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)モードでマウスを数回クリックするだけで、ユーザーがデータベース移行を処理できるようにします。 また、コマンドラインインタフェース(CLI)モードを使用した移行の実行もサポートします。

 

Migration Centerの内部プロセス

13_What is Altibase's migration process-02

  •   ソースデータベースとターゲットデータベースの定義:
    - ソースとターゲットのデータベースIPアドレス&ポート
    ソースとターゲットのユーザーID、パスワード、JDBCドライバ、文字セットエンコーディングなど
  •  移行対象データオブジェクトの定義:
    - ソースとターゲットのデータオブジェクト情報:テーブル、列、インデックス、ビュー、プロシージャな
  • 移行オプションの定義:
    - オプションの選択:スレッド数、バッチサイズなど
    -

    移行範囲の選択:ユーザーモードとテーブルモード
    -

    データタイプマッピング
    表領域マッピング
    ストアドプロシージャ変換

    - DDL 変更

  • 移行ルールの検証
  • ルールを用いた移行の実行
  • レポートファイルの確認
    RunReport4Summary.html:移行の総合的な結果を提供するサマリレポートファイル
    RunReport4Missing.html:適切に移行されなかったデータオブジェクトのリストを提供するレポートファイル
    - DbObj_Failed.sql:エラーが発生した SQL コマンドと各エラーの原因のリスト

 

Migration Centerの利点

  • Oracle、MSSQL、DB2、などのその他DBMSからAltibase DBMSへの簡単かつシンプルな移行
  • 異なるタイプのデータオブジェクトを柔軟にマッピング
  • 移行結果を確認するための移行サマリレポート
  • 高パフォーマンス並行移行
  • 手動でのルール変更

 

Migration Center仕様

ソースデータベース

  • ALTIBASE HDB: ALTIBASE HDB 4.3.9バージョン以降
  • ORACLE : Oracle 9i ~ 11g
  • MS SQL: MS-SQL2005 ~ 2012
  • MySQL: MySQL5.0 ~ 5.5
  • INFORMIX: Informix 11.50

ターゲットデータベース

  • ALTIBASE HDB: ALTIBASE HDB 5.5.1 バージョン以降

GUI ツール

  • JRE : SunまたはIBM Java 5以降
  • プロセッサ:800 MHz Pentium III以上
  • メモリ:512 MB以上

  • ディスク:150 MB以上の空き容量
  • 画面解像度:1024 x 768ピクセル以上
  • OSグラフィックライブラリ

CLIツール

  • JRE:SunまたはIBM Java 5以降
  • プロセッサ:1 CPU以上
  • メモリ:512 MB以上

  • ディスク:150 MB以上の空き容量