Online Application System – 韓国教育放送

Altibase を導入した EBS は、Single Sign-On (SSO: シングル サインオン) 機能によって、1000 万人を超える加入者を遅延なく処理できるようになりました。

Product: ALTIBASE HDB

Use Case: Authentication/Authorization

Current Customers: Education Broadcasting System

Industry: その他

Who

EBSは多様な教育コンテンツを提供する、大韓民国のTV/ラジオ教育放送局です。 EBSは又EBSiというオンラインチャンネルを通じて多様なオンラインアプリケーションや、 e-learningシステムを通じて豊富なオンライン教育を提供しています。

 

Problem

EBSは統合されたSingle Sign-On (SSO)ログイン機能、途切れることのないアクセス、 及び深度ある教育が可能なCRMプラットフォームの具現化に焦点を合わせていました。 既存システムではEBSの高い目標である多重データ基盤システムの要件を満たせませんでした。

  • EBSはSSO基盤の、1千万人規模のユーザーを受容できるCRMを構築することができませんでした。
  • EBSの要件は100,000人の同時アクセス者を持続的に処理できる能力でした。
  • “EBS Apply”は重要かつ豊富な機能を提供するオンライン受講申請プログラムで、高校生たちにオンラインコンテンツを提供していました。 この事業をトライアル運営しながら確認したの一つはfail-safeに対する備えが一番大事であるということでした。
  • 新しいポータルサイトの前提条件はログオン時に住民登録番号を使わないことで、これは“Clean Site” (個人情報に対する政府指針)を満たしましたが、システム処理に大きな負担をもたらしました。
  • 単なるEmail、名前、及びユーザー名だけで処理パフォーマンスへの要求が300%近く増えました。

 

Solution

ALTIBASE HDB™ イン・メモリDBMSで構築された二重化機能はEBSに対し、 ユーザー数の集中する時間にも安定性を提供しながら高可用性を実現しました。特に、 ユーザーが増加する講義申請期間にも問題なく運営できるようになりました。

 

Results

  • EBSはオンライン教育の豊富なオーダーメイド型ウェブサービス及び生涯教育を提供する強力なCRMプラットフォームを具備できました 。
  • EBSはSSO基盤で1千万人のユーザーに対し問題なく対応できるようになりました。
  • EBSは100,000パラレルセッションで、既存システムと比べて2倍以上の大容量データを簡単に処理できるようになりました。
  • ALTIBASE HDB™のハイブリッド機能を使って、 過去及び現在の全てのアカウント情報をデータの性格に合わせてメモリあるいはディスクに保存できるようになりました。
  • データ基盤情報は“EBS Apply” 機能を通じて大量のな受講申請を処理できるようになりました。これはユーザーに対し、 増え続ける申請需要に合わせた便利かつ重要なユーティリティを提供できるようになったことを意味します。

슬라이드 1

 

Technical Details – Online Application System

EBSはALTIBASE HDBの高性能、高可用性、拡張性、柔軟性などの主要機能を活用し、 新しいCRMプラットフォームの一部として統合ID管理システムの正常な実装に成功しました。

High Performance, HA, Scalability and Flexibility

EBSは、EBSとEBSi両ウェブサイトのすべての加入者のためにCRMシステムのインフラを構築するため、 新しいプロジェクトを構想していました。EBS放送局の代表サイトであるEBSウェブサイトは8百万人の加入者を保有しており、 高校生を主なターゲットにしているEBSiは2百万人の加入者を保有しています。

このプロジェクトの技術的な目標は、同時ユーザ数の急増に合わせて、両方のウェブサイトの統合シングルサインオン(Single Sign On:SSO)ID管理システムの性能を向上させ、必要な機能をサポートできるように実装することでした。 またEBSは従来の各ユーザーの住民登録番号と連携して識別する方法から抜け出そうとしていました。そのための技術的な関心事項は、 システムの安定性、性能及び柔軟性でした。

ALTIBASE HDBはEBSからの要求に基づき、性能、HA、ストレージの柔軟性、 拡張性などのすべての技術的な部分を含む最適なアーキテクチャの実装を実現することができました。

このアーキテクチャでEBSは、統合アカウントデータを維持するためのノード間の二重化機能を採用しました。 メモリとディスクを混在して使用したHybrid DBMSモードで2つのノードをそれぞれ構成し、動的HAと拡張性のために Active-Active及びActive-Standbyの二重化で構成しました。平均して50,000程度の同時セッションを十分に受容できる通常の状況では Active-Standbyを利用します。

Active-Active構成は、例えば、高校生が大学進学のため一時的にサイトに過剰に集中するなど、 大量のトランザクションを処理するときに選択的に適用されます。EBSはActive-Active構成により、 ALTIBASE HDBの両ノード間で100,000個の同時セッションを処理できる拡張性を確保することができました。

EBSはALTIBASE HDBのHybridモードを活用することで、ストレージの容量に制約の少ないディスクDBMSにログイン時間、 ログアウト時間、アクセスしたページなどの大容量の履歴情報を保持することが可能となりました。

またEBSのID管理システムは、ALTIBASE HDBがDBMSの標準に準拠したすべての機能を提供することでより多くの利点を得ることができました。 ALTIBASE HDBを適用することでEBSの開発者はJDBCなどの標準的な接続インターフェイスとJava、Standard SQLのような使い慣れたプログラミング言語を通して、約2ヶ月で新しいシステムを構築、配布することができました。