Finger and Palm Print Identification System – 韓国警察庁

韓国警察庁は、指紋鑑識システムにAltibaseを導入することで、ソリューションの追加購入なしによりやすいコストで高可用性のDBMSを提供し、積極的なテクニカルサポートで警察庁より要求される機能を完璧に実現させました。また、二重化を通じ、本庁と地方警察庁の間における距離制約や速度低下などに係わる悩みを解決しました。

Product: ALTIBASE HDB

Use Case: Finger Print and Palm Print Identification System

Current Customers: Korean National Police Agency

Industry: 政府機関

 

Who

韓国警察庁は、国民の生命と財産を保護して法律や秩序を守り、国民のための警察として全国民が平穏で安全な人生を送るように努力しています。 その付属機関としては、警察大学、警察教育院、中央警察学校、警察捜査研修院など4つの教育機関のほか、責任運営機関である警察病院があります。また、治安事務を地域別に分担するよう、全国の特別市、広域市、都に16箇所の地方警察庁を持っています。 警察庁の指紋鑑識システムは、警察庁内で構築した指紋データベースを利用し、犯罪現場から収集した指紋あるいはその一部を完全な指紋と比較・分析する、科学捜査を実現しています。

 

Problem

韓国警察庁は、既存の指紋鑑識システムを確張するにおいて、コストや運用中に発生する技術的な問題などで負担を感じていました。

  • 最近、科学捜査に対する国民の関心が高まり、当該システムへの関心と運用頻度がさらに増えていました。
  • このために、既存システムのレベルを飛び越えるテクニカルサポートと性能で、より良いサービスを要求することになりました。
  • 同時に、地方警察庁の持続的なサービスの拡大とfail-safeに備えた高可用性の確保が優先課題でしたが、製品導入及び維持補修、クラスタリングソフトウェアの追加によって、追加的なコストが要求される状況に置かれるようになりました。

 

Solution

警察庁は、ALTIBASE HDBを導入することで、低いコストでの高速なシステム運用を可能とするとともに、弊社の積極的なテクニカルサポートを通じてソリューションの適用における様々な問題を解決しました。また、追加的なソリューションの購入が要らなくなり、コストを節約することができました。さらにTCP/IP ネットワーク基盤のALTIBASE Replicationを通じ、空間的制約やスピード低下などの問題を解決することもできました。

 

Results

  • 性能改善によるリソースの最適化を通じ、お客様のコスト負担を軽減できました。[1]
  • 性能向上にてお客様の要求に応じた追加的な機能実現が可能になりました。
  • 要求されるシステムリソースの数が減り、コスト面でも効果がありました。 [2]
  • ALTIBASE Replicationの優れた拡張性は、地方警察庁と本庁間のサービスの拡大に貢献しました。
  • 弊社のテクニカルサポートで、お客様が必要とされる機能を無理なく実現することができました。[3]

 


[1] 導入コストの場合3億ウォン以上が節約でき、保守や増設などのコストも節約できました。

[2] 本庁と地方警察庁間で、約80台のサーバーを二重化して運用しています。

[3] ALA(Altibase Log Analyzer)という専用ツールを利用し、Altibase HDBとDBMSの連動が可能になりました。