弾薬情報システム – 韓国国防研究院 (KIDA)
Altibase は、国防という KIDA のミッション クリティカルな任務を強固にサポートし、人命救助活動に役立っています。 同時に 1500 件のセッションに接続しながら、CPU 使用率を 25% 抑えることにより、効率を最大化しています。
Product: ALTIBASE HDB
Use Case: Munitions Information System
Current Customers: Military
Industry: 政府機関
Who
韓国国防研究院(KIDA)は韓国国防部 [1]の情報システムを管理しています。弾薬在庫把握や軍事力関連の責任に関して、 韓国軍は万一の事態に備え致命的な結果に至らないようにと、安全装置の役割を担う韓国国防研究院(KIDA)に頼っています。
Problem
韓国国防研究院(KIDA)はクライアント-サーバシステムをOracle DBMS基盤で運営していましたが、 次の3つの決定的な要素により満足には至っていませんでした。
- 低性能:弾薬在庫現況情報は最新のものではなく、かつ、正確なものでもありませんでした。従って、 軍人たちの間で間違った情報が報告されていました。
- 高費用(TCO):既存システムの場合、導入段階の初期投資費用だけではなく、 導入後のオペレーション及び維持保守にかかる費用(TCO)が賄いきれないほど高額でした。
- 技術支援の不足:韓国国防研究院(KIDA)の研究員たちはOracleが適切な技術支援を提供しないなど、 非協調的な姿勢によって業務に支障が出ていました。 導入に当たっての色々な問題点やOracleを全面的に信頼できなかったにもかかわらず、 韓国国防研究院(KIDA)は当時進行形だったシステム的な問題点に対し何ら確実な解決策を見出せませんでした。
Solution
韓国国防研究院(KIDA)はクライアント-サーバシステムをALTIBASE HDB™イン・ メモリDBMSと連携されたJAVA基盤のウェブアプリケーションサーバへと置き換えました。非稼動時間[2] が発生する可能性を防止するために、データはアルティベースのActive-Standby replicationを使用し、 分離されているサーバにそれぞれ同一に保存されるようにしました。韓国国防研究院(KIDA)がOracle Times TenではなくAltibase HDBの導入を決めた背景には大きく3つの理由がありました。
- ALTIBASE HDB™の性能検証結果がOracle Times Ten より遥かに優れていて、[3]
- アルティベースは最高水準の技術支援を提供し、
- Altibase HDBを導入する際の初期投資費用だけではなく導入後のオペレーション及び維持保守にかかる費用 (TCO)も格段に低かったからです。
Results
- ALTIBASE HDB™の速い速度と信頼性、及び安定性は韓国国防研究院(KIDA)の必須的な責務を強化するベースとなっています。 1,500件のセッションが同時にアクセスしても、CPU使用率が25%と低く抑えられ 、効率性は極大化されています。
- 韓国軍は正確な弾薬情報を通じて国をしっかり守れるようになりました。
- 韓国国防研究院(KIDA)はアルティベースの社員に技術支援を要請することで、 効果的な情報交換及び素早い対応などのサービスを受けられるようになりました。
- 韓国国防研究院(KIDA)の初期投資費用だけではなく、オペレーション及び維持保守にかかる費用 (TCO)を節減するのも競争力の一部であるため、韓国国防部はリソースを効果的に再分配できるようになりました。
[1] 国防部は韓国軍隊を統率する韓国の政府機関です。
[2] Altibase HDBはHP-UX OSを実行する2つの同一なHPスーパードームサーバに搭載されています。 それぞれのサーバは58 * 1.6GHz コアと128GB RAM、及び3TBのディスクスペースを持っています。
[3] Altibase HDBはサーバ設定を通じて、韓国国防研究院 (KIDA)の5年間分のデータの全てをメモリに容易に移行することができました。結果的に、 韓国国防研究院(KIDA)は必要とするものの全てを、メモリ上で、仮想で処理できるようになっています。 ディスクより読み込んだり記録したりする必要がなく、性能に優れています